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2019-05-04

2019.5.4 日本保育学会 自主シンポジウム

大妻女子大で開催されている日本保育学会の自主シンポジウムに話題提供者として発表してきました。

私が参加させて頂いたシンポジウムのテーマは「配慮を必要とする子どもの保育・玩具・遊び」でした。今回はおもちゃコンサルタントのつながりでお声かけ頂き、私からは主に医療的ケア児や重度の障がいや病気の子どもたちの保育・遊び・おもちゃについてお話してきました。

以前の職場での障害児と健常児があそびを通して育ちあっていた様子や現在のデリバリーPLAY&PHOTOの活動の中でのあそびの様子やおもちゃの選択の仕方等を写真を交えて発表したので実際の様子が参加者の方にも伝わりやすかったのではないかと思います。

今回は保育学会ということでそもそも医療的ケア児や重度の障害児を知らない、関わったことがない方も参加していたと思います。だからこそ写真を使って子どもたちの様子を伝えることができたことはとてもよかったと思います。

医療的ケアや障がいがあることが特別なのではなく、全ての子どもたちが特別な存在であること、健常児であっても一人ひとり発達段階に応じた成長のお手伝いをするように医療的ケアがあっても障害があってもその子の成長のお手伝いの形は何かを探していく。そう考えていけば保育所等での受け入れにも一方で踏み出すことができるのではないか。そんなメッセージも伝えさせていただきました。

同時間帯に27個のテーマでシンポジウムが開催されている中でこのテーマを選んで参加してくださった保育者の心に何か少しでも伝わっているといいなと思います。

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